印相における増画法とは
増画法とは、印面の枠と文字との接点数を画数に加えて、あたかも画数が増えた方のよう画数調整する技術を言います。
しかし実はこの秘伝にも一般には知らされていない落とし穴があります。
巷の印鑑屋では印相への知識が稚拙であるため、接点数のみで開運印鑑としておりますが、一般に行われている増画法は不完全であり、単に画数のみで判断しているに過ぎません。
本当の姓名判断は画数だけが全てではなく、同じ漢字でも読みが違った場合には運勢も変わるため、本来は接点数も変えなければいけないのです。
つまり画数だけで作った印鑑は、読み方も考慮していないため効果も安定しない傾向となります。
もともと占いも知らずに商売上だけで開運印鑑もどきを作っているハンコ屋さんには、到底理解できない領域です。
印相八方位に関しても、八方の箇所をただ太くする方法は初歩的なものであり、秘伝でもなんでもないのです。
太くしなくても特定の運気を強める方法もありますが、一般のハンコ屋では真似のできるものではありません。
ご自分で強めたいと思っている箇所も、実は、他を強めることこそがその運気を強くする場合もあるのです。つまり総合的バランス学に基づく調和が重要と言えるでしょう。
印相は、接点数で文字の画数を変えたり、太くすればいいといった単純なものではないのです。
姓名判断だけでは不足
印相=イコール画数ではありません。
姓名判断の画数の要素は含みますが、生年月日や印鑑の円周のどこに接点がつくのか、接点のトータル数の意味、その他の様々な要素を調和させることで、その象意が出てくるのです。
他の要素を加味し、画数で表現されるところの○画といった吉数の運気が出るようにして作成することもできます。
トータルで大吉であると同時に、鑑定書に書いた内容が特に強く出るようになっております。
それらを全て判断した上で印相の然るべき手法により、運勢の根本から底上げするのが当店の印相秘伝であります。
ですからよく聞くような、誰にとっても○画がいいということは本来ありえません。
生年月日や姓名との相性で決めるものなのです。
24画や31画をすすめるお店は素人
姓名判断で何でもかんでも24画、31画と言いたがるお店がありますが、それは完全に素人であり、そのようなお店で印鑑を作っても開運にはなりません。
日本中に24画や31画で不幸な人がたくさんいるように、運命はそんな簡単なものではないのです。
実際に発音する読み方(言霊)との相互関係や、生年月日とのバランスによって24画でも凶となり得ます。
画数が全てではなく、画数は姓名判断の一部の要素でしかないのです。
例えば結婚を希望している女性に対して、普通のお店では「24画にすれば結婚できる」ともっともらしく言っています。
ところが生年月日や読み方(言霊)と24画という画数のバランスが悪ければ、さらに結婚できにくくなることもあるのです。
これが「バランス」という、本来一番重要視するべき部分なのです。
当店では25画の方が結婚運が上がると鑑定した場合には、25画にします。
23画の方が総合運が上がるなら、23画です。
さらに26画の画数としては凶数ながら、圧倒的に総合運が上がるなら、あえて26画を取ることもありえます。
定型的に画数を第一と考えず判断基準の一つの要素に過ぎないのです。
ここを自由自在に操れる鑑定力が当店の実力と言えます。